「SNKRSで買えないんですが何か必勝法はないですか?」
最近のOFF-WHITE × NIKE AIR VAPORMAX FKのゲリラリストックやOFF-WHITE × NIKE AIR JORDAN 1 UNCのリリース
OFF-WHITE × NIKE AIR PRESTOのリリースを控え、そもそもSNKRSは買えるものなのか?どうすれば買えるんでしょうか?
ありがたいことに、そんな質問が僕の元にも届くようになってきた。
皆欲しいスニーカーがあっても、なかなか手に入れられず悔しい思いをしていることだろう。
そこで、今回はなぜ僕らは欲しいスニーカーを購入できないのか、その答えと、少しでも購入確率を上げる方法を紹介する。
そもそも欲しいスニーカーが買えない理由
そもそも、なぜ僕らは欲しいアイテムが購入できないのだろうか。
簡単に言えば、需要と供給のバランスが合っていないから。
考えられる原因は、「欲しい人が多い」「販売数が少ない」「狙ってるのが人気サイズで競合が多い」等…
それだけ言ってしまっては面白くないので、NIKEのマーケティング視点で考えてみよう。
現在のスニーカーが簡単に買えない状況を”品薄商法”などと呼んだりする。
希少性を高めることで人々の購入欲を刺激しようとするもの。
これはNIKEのみならずAppleや任天堂も行う手法で、善し悪しの判断はよく議論されるが、企業としてはもう議論される時点で勝ちなのである。
さらに、近年急速に広まったSNSの存在も大きい。
NIKEのレアスニーカーは、僕らスニーカーヘッズ以外にもスニーカーにあまり興味の無い層まで「人気があり買いにくい」というのは周知の事実。
そこで素晴らしいプロダクト(あえて抽象的な表現をすると)イケてるスニーカーを発表すれば、ヘッズ以外にも一般人も購入にチャレンジする。
そこで、運よく購入できた人は、購入の喜びと承認欲求を満たすためSNSでシェアするだろう。
これが実はポイントで、SNKRSアプリを開発したNIKEのグローバルジェネラルマネージャーRon Faris氏(ロン・ファリス)は、ITmedia誌のインタビューに以下の様に答えている。
FacebookやTwitterが普及した第1段階(Community 1.0)では、フォロワーの多い人がインフルエンサーであった。しかし、たとえ1万人のフォロワーがいても、それはリアルなつながりではない。そこで第2段階(Community 2.0)では、友達同士の緊密な関係の中で、SnapChatのようなツールを介したコミュニケーションが重視されるようになった。そして、ファリス氏が「トライバル/カルトモデル」と呼ぶ第3段階(Community 3.0)が現在だ。
ここではインフルエンサーがハードコアなユーザーに語り掛け、ハードコアなユーザーがカジュアルなユーザーに語り掛ける形で情報が伝わる。インフルエンサーは店舗のマネキン(店員)のような存在であり、SNKRS アプリにもそういう機能を持たせたかったという。
引用元ITmedia
僕はこの考え方がポイントだと考えており、情報が回りきった今、購入できた人は率先的にSNSにシェアする。
上記の表現でいうと、購入できた人=ハードコアなユーザー。
購入できなかった人=カジュアルなユーザー。
に分類できる。
上記に当てはめると、購入できた人=ハードコアなユーザーは、擬似的にインフルエンサー気分になれ、承認欲求が満たされた状態。
購入できなかった人は、欲求不満な状態になり「次こそは絶対に購入するぞ!」と息を巻く。
このサイクルに必要になるのが、NIKE側が素晴らしいプロダクトを世に送り続けることと、全員をハードコアなユーザーに回さないこと。
トゲのある言い方をすると、ユーザーに優劣をつけること。
購入できた人とできない人で区別することにより、次のアイテムへの購入欲求を奮い立たせるのだ。
SNKRSに必勝法は存在しない
この様な販売手法を取っているNIKEのSNKRSにおいて、まず念頭に置いて欲しいのが、SNKRSに必勝法は存在しない
理由は、SNKRSはSupremeと異なり、先着順ではなく先着抽選を選択しているから。
SNKRSは先着順じゃない先着抽選販売
ここで「え?SNKRSって先着なんじゃないの?」
という反応は正常な反応だろう。
実際にNIKEは現在も先着販売を行なっている。
しかし、SNKRSは別だ。
以前は、抽選販売のことを公表していなかったが、現在は”NIKE+ SNKRS 抽選販売に関する規約”として下記のように公表している。
対象のシューズのサイズごとに、全参加者の中からランダムな抽選により当選者を決定します。当選の確率は、応募数及びシューズのサイズによって異なります。当選者も落選者も、抽選の締切から約24時間以内に、電子メールで当落に関する通知を受けます。
引用元NIKE
抽選販売なんて買えるわけないじゃん…
と落ち込むのはまだ早い。
Supreme同様botが蔓延するSNKRSにおいて、抽選販売なのは僕らにとってメリットでしかない。
スピード勝負でbotになんて勝てるわけないから。
ではどうしたらこの購入確率をあげることができるのだろうか?
SNKRSでアイテムを購入する前の事前設定
SNKRSで購入する前に、僕らにできるのは簡単な準備だけ。
基本的なことだが、スタートラインに立つために抜け漏れなく設定しよう。
アカウント作成
欲しいアイテムが販売される前にSNKRSのアカウントは作成しておこう。
販売開始時間になってから、アカウントを作成しているようでは絶対に買えない。
5分もあれば完了できるので、必ずおこなおう。
SNKRSアプリをダウンロード
SNKRSアプリのダウンロードもマスト。
最近は、SNKRSアプリ限定でリリースされるアイテムもある。
PCで購入するより決済までのスピードも速く、簡単。
また、自分の欲しいアイテムがほぼ確実に購入できると噂の先行販売もSNKRSアプリあってこそ。
まだの人はダウンロードしよう。
シューズサイズの設定
SNKRSアプリでは、事前にマイサイズサイズを設定することで、購入時のシューズサイズをスキップ可能。
欲しいアイテムによって若干の差はあれ、マイサイズは登録して置いて損はないだろう。
設定方法は、プロフィールの右上の歯車から、シューズサイズで選択可能。
配送先住所の設定
これは、Web版でも設定可能。
しかし、Web版とアプリ版では入力項目に差異があるので、必ずアプリ版で再設定が必要。
設定方法は、プロフィールの右上の歯車から、配送先を確認。
PCで設定が完了していても”フリガナ”が未入力になっている。
未入力の部分があると、アイテム購入時にエラーになり決済に進めないので必ず再設定しよう。
支払先情報設定
クレジットカード番号を決済時に入力していたらそれこそロス。
事前に入力できるものはしておこう。
実際の支払い時には、セキュリティコードの入力が求められる。
これは、通常のクレジットカード決済時のパスワードではなく、カード裏面の3桁or4桁なので注意!
TOUCH IDの有効化
iPhoneユーザー限定の情報だが、TOUCH IDは必ず有効化しておこう。
これを設定していない場合、購入時にNIKE+のパスワードを求められる。
入力回避によるスピードアップだけでなく、セキュリティ面でも設定しておくのがおすすめだ。
NIKE側に購入の意思を表す
「NIKEのSNKRSに条件つき先行販売があるの!?ポイントはLINEだった!」でも、記載したが”ユーザー側から、NIKEに”僕はNIKEのファンですよ〜”と呼びかける行為も効果的だと考える”これに尽きると考えている。
欲しいアイテムをお気に入りに登録する
アイテムの発売が正式に決定すると、アプリ・Web共に事前告知が行われる。
その際に必ずお気に入り登録を行おう。
お気に入りに登録すると、プロフィールタブからアイテムを管理できる。
通知を設定
SNKRSアプリには、欲しいアイテムの販売開始前に通知をしてくれるサービスがある。
期間は、1週間前、1日前、15分前の3パターン。
本当に欲しいスニーカーなら販売時間を忘れることはないと思うが一応設定しておこう。
LINE連携
先行販売を受けるポイントのひとつでもある”LINE連携”
連携していると思っても、できてなかったという人がたまにいるので、しっかり確認しよう。
連携の大事さは、「NIKEのSNKRSに条件つき先行販売があるの!?ポイントはLINEだった!」をチェック!